2023年12月の府政報告:令和5年度9月定例会での代表質問と知事の答弁、地元での陳情・要望等の報告をさせていただきます。
府政報告2023年12月号が出来ました。
初めての代表質問要旨と知事答弁、地元での陳情・要望等の報告も
新聞折込(全紙西京区内)と一部地域はポスティングで配布しまし
年末年始のご多忙中恐縮ではございますがお時間ある時にご一読く
畑本久仁枝(くにえ)拝
代表質問要旨、知事答弁
【財政課題】
①財政調整基金について
質問:畑本くにえ
災害や恐慌による歳入減や歳出増など、年度間の財源不足に備える財政調整基金について、今後も残高を増やさず現状維持の姿勢を貫くのか。また、2年連続で府税が増収となるなか、将来の有事に備えるため、基金残高を増やす方向へ舵を切るべきと考えるがどうか。
京都府の財政調整基金残高は平成11年から令和4年まで2,000万円~2,106万円で 推移しています。 25年間も基金残高は全国都道府県中47位の最下位状態が続いています。 |
答弁:西脇知事
財政調整基金へ積み立てるのか、また不眠サービスの確保に充当するのかにつきましては、その時々の税収等の動向や社会経済情勢を踏まえて判断する。
知事答弁は従来通りであり、残念に思うところですが、今後も取り上げていきます。 |
②財政指標について
質問:畑本くにえ
経常収支比率は比率が高いほど財政の硬直化が進んでいることを表すなか、令和3年度決算では、全国的に地方交付税の追加措置の影響により比率が下がる一方で、本府の比率には変化がないが、この状況は本府の税制硬直の常態化を表しているのではないでしょうか。
本府では実質公債費比率と将来負担比率が高い水準で推移しており、このまま指標が増大すると、財政運営上の課題がます可能性が高くなると考えるが、この現状をどのように分析し、問題点を解明していくのか。
答弁:西脇知事
財政健全化法に定める早期健全化基準や財政再生基準を大幅に下回っており、当面の運営に支障が生じる状況ではないと考えている。
京都府の令和4年度決算では 実質公債費比率 16.5%(全国平均10.1%・45位) 将来負担比率 272.1%(全国平均154.2%・44位) 実質公債費比率が18%になれば、起債許可団体になります。 京都府の財政状況は決して楽観視できるものではありません。 |
ご報告
①松尾大社交差点北行青信号が5秒間長くなりました。
②大原野南春日町の通学路防護柵「撤去、新設」工事が着工!
令和5年12月28日完成予定
9月定例会に関しまして詳細は京都府ホームページをご覧ください。
令和5年9月定例会
令和5年9月定例会代表質問
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