2025年12月の府政報告:令和7年10月本会議での書面調査の抜粋、令和7年度6月定例会での一般質問の質問要旨(抜粋)、地元課題等の報告をさせていただきます。
令和7年10月に行われた本会議において会派の決算特別委員として、書面審査・質疑・提言などを行いました。
また、令和7年度6月定例会において一般質問の機会を得ました。
表面において決済報告として認定可決された歳入(収入)・歳出(支出)の円グラフ、書面審査の抜粋、戦没者追悼式のご報告等を掲載しております。
裏面に質問要旨、行政調査報告、地元課題を掲載しておりますので、ご一読ください。
決算報告 ー令和6年度ー
令和7年10月31日(金)に本会議において令和6年度一般会計決算は認定可決されました。
歳入(収入)・歳出(支出)は円グラフでまとめました。
歳入は企業業績の好調を受けた法人事業税の増や物価高騰を反映した地方消費税の増で前年度より約 78億円増。
歳出は社会保障関係経費の増や新型コロナ対策関連過年度国庫返還金の増により総額約 159億円の増ではありますが、国庫支出金変換の影響を除くと単年度収支は約9億円の黒字となります。

書面審査
【総務部】実質公債費比率について
令和6年度決算では実質公債費比率17.1%、直近5年間の推移では0.3%~0.6%上昇しており、今後3年で18%(起債発行許可団体)に達する可能性を指摘、京都府の見解について質問いたしました。
【危機管理部】有事に対しての府職員の訓練状況と大規模地震対応力強化事業、備蓄倉庫最適化事業について
ペレット輸送が可能となる倉庫の移転や改修などは最優先課題としての取組を求めました。また、備蓄倉庫の耐震基準や衛星通信防災機能システムの情報伝達の確実な運用構築を求めました。
【政策環境】食品ロス削減事業について
委託事業の透明性の確保として事業者選定方法、契約の透明性、成果物の検収体制は重要であると指摘。また、委託事業の費用対効果を知る上で事業終了後の報告書等の提出は実施されたのかを質問し、その重要性を求めました。
【健康福祉部】京都式地域包括ケア セカンドステージ事業について
福祉人材育成認証システム推進事業による認証法人の支援策は研修やコンサルタントが中心であり「ハンズオン支援」等が無く、認証法人数を増やすため、支援策の改善計画はあるのか。社会福祉協議会が運営する福祉人材・研修センターを活用して人的資源の不足地域への対応と人材確保と定着が図られる取組を求めました。
【警察】サイバーレジデンス強化対策事業について
府内中小企業のサイバー対策とネット空間における被害状況、名称変更された京都事業者サイバーセキュリティ支援ネットワーク(KBCS)の取組と中小企業へのセキュリティ対策支援について質問いたしました。
一般質問(令和7年度 6月定例会)質問要旨 抜粋
◇児童虐待の課題について
児童虐待は子どもたちの新進に深い傷を残し、その後の人生に大きく影響を及ぼす許し難い行為です。
傷つけられる子どもたちの救済が求められますが、虐待者(加害者)の大半が実の親である現状を踏まえ、虐待をする保護者などに対して、どのような対策や更生に向けた取組がなされているか質問いたしました。
【質問1】
令和2年度から「児童虐待・DV防止連携推進員」が配置されているが、具体的な取組と課題について。
【質問2】
平成29年度から計画的に児童相談所へ「児童福祉司や心理判定員」の専門職の増員の現在の状況と一時保護された子どもたちが、再び虐待を受ける「再虐待」防止に向けた虐待をする保護者等へのアプローチと支援体制、虐待をする保護者へのカウンセリングや更生に向けた支援の実施状況と成果に繋がった具体例と課題について。

地元課題 国道9号線の道路工事について
国道9号線と物集女街道が交差する「千代原口交差点」東南部の国道上で、これまで小規模な路面損傷(陥没)が4か所発生、補修工事後も時間経過により、茶褐色の水が流水する状況が続いています。
令和7年11月13日夜に路面損傷と流水原因の調査を兼ねた補修が実施され、これまでの補修工事で応急処置として鉄板が敷設されておりましたが、約半年後に原因究明を含む本格工事が予定されています。


決算特別委員会及び6月定例会に関しまして詳細は京都府ホームページをご覧ください。
決算特別委員会(令和7年9月定例会設置)
令和7年6月定例会
令和7年6月定例会一般質問